こんにちはHomareです。
パン業界の仕事を知らない人からしてみればパン屋さんの仕事と言えば作る、焼く、売るくらいでしか理解していない人が多いです。
なので実際にパン屋さんでの仕事内容がどんなものなのかを皆さんに紹介していきたいと思います。
私は10年以上パン屋に勤めていた経験からお話ししていきますので細かいところまで詳しく解説していきますので気になる方は是非見ていってください。
パン屋は朝が早い
私は毎日のように朝4時とかから出勤をしてパンを作ってました。
パン作りには時間がかかるもので粉から生地を作り、焼き上がるまでに3時間とか普通にかかってくるのでお店のオープンに合わせて作っていかないといけないのでどうしても出勤時間が早くなってしまうんですよね。
生地作り1つですべてが決まる
同じ材料、同じ作り方、同じ焼き方でも同じものはできないことがあります。
それはなぜかというと同じ材料でしたら入れるタイミング1つでも食感に変化が出たり、作り方も生地を捏ねる時間、強さ、温度、湿度とすべての条件が毎日一緒ってことがないからです。
これらに気をつけ、パン職人たちは毎日のデータをメモに残し毎日同じものを作ることに気をつけて仕事をしているんです。
パン作りは生地の温度や材料を入れるタイミングで仕上がりに変化がでる?
新商品開発
パン職人に必要な”新商品開発”
なぜ必要なのかというとお客様はパンを求めてお店に買いに来ますが期間も関係なく1年中同じ商品ばかりでは少し飽きてしまいますよね?
たまには違ったパンも食べたいと思うのが消費者の希望です。
また商品が色々あたらしいのが出てくるとお客様も次に来るのが楽しみになります。
新商品開発とはそういった集客効果も見込めるのです。
今の時代SNS映えもありますのでその新商品が理由でお店が忙しくなるなんてこともよくあることなので必要な対策なんです。
ただ作ればいいのは間違ってる
お客様が来店するタイミングに合わせて焼きたてのパンや作りたての調理パンを出したり目が離せません。
売れているパン屋さんはそう言ったこと気配りなどができているからお客様もそのお店を選ぶんだと私は思っています。
例えばサンドイッチですと朝作ったものでお昼に買って食べた時には野菜の水分をパンが吸い、内側が少し湿っているようなサンドイッチになっています。
一方、こまめに作りたてのサンドイッチを作ることによって野菜の水分もそこまで吸わずにできているサンドイッチのどちらがいいですか?
どっちもおいしいかもしれませんがサンドイッチなどの調理するパンは何でも作りたてには味では勝てません。
野菜もシナシナになったレタスよりシャキシャキのレタスの方がいいですよね?
そういうことなんです。
パン屋さんではそう言ったことも考えて作っていかないとなかなか人気店となっていかないんです。
パンを作る上で最も重要な物はグルテン!パン作り初心者でもわかる生地の見方は?
接客
せっかくおいしいパンを作れるのに接客が悪ければそのお店には行く気がしませんよね?
中には「接客が気にくわないけど味がおいしいから・・・」と思い通っている人もいるんじゃないでしょうか?
パンを選びレジに並ぶと店員とお客様の対応になりますよね?
その対応がよければいい気分で帰ることができますがレジでの対応が気にくわなかったら残念な気持ちやイライラした状態で帰ることになってしまいます。
パンの味もそうですがレジ、ホールでの接客はパン屋にとって命とも言えるんです。
清掃
私もいくつかの仕事を経験したことがありますが、パン屋の清掃は結構大変でしたね・・・
小麦粉って粉だからいろんなところに舞って汚れているから吹いてみたらきれいになったところと差ができて結構きりがないんですw
またパン屋さんでは保温器、冷蔵庫、冷凍庫なども多く設置しているため釜との温度差で結露が出たり、梅雨の時期にはカビが繁殖したりするのを防いだりするのも大変なところの1つですね。
お店に行って至る所がカビばかりじゃパンを買う気も起きませんよねw
まぁパン屋さんの仕事とはこのような感じになります。
パン屋さんは大変だけどすごいやりがいのある仕事です。
少しでも興味のあるなら是非やってみるといいと思います。
それでは今日はこの辺で
バイバイ