こんにちはHomareです。
朝早くからパンを焼いているパン職人。
その大変さと仕事の楽しさを知っているのはパン屋さんで働くものしか味わえません。
そんなパン屋さんが普段、どんな生活をしているのかを初心者の人でもわかりやすく紹介していきます。
私はパン屋さんに勤めて10年以上の経験を持っているパン職人でパン屋さんに興味がある人向けにブログを通してパン屋さんがどういうところなのかを紹介しています。
1記事5分程度で読み終わる記事がほとんどですのでよかったら最後まで見ていってください。
パン屋さんの1日の流れ
パン屋さんは朝が早くて大変ですがパン屋さん毎に開店の時間が異なります。
私のパン屋さんでは朝7時にお店を開店していましたのでそれに間に合うように大体2時間〜3時間前くらいから出勤します。
今日はこのようなお店での目安としてお話ししていきますね。
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起床時間
私が昔パン屋さんに入りたての時はギリギリまで寝ていたんですが、朝寝ぼけて車を運転して1回事故に会いそうになったのでそれからは眠くてもすこし早く起きて目をある程度冷ましてから出勤するように心がけています。
パン屋さん以外でも朝早い仕事の場合、その職場からなるべく近い方が何かと良いです。
仕込み
出勤したら手を洗い、アルコールで消毒してからパンの仕込みに入ります。
生地ができていないと何もできないので仕込みの人は他の人よりも少し早めに出勤する場合がありますが、最近ではオーバーナイトといって前日にきじを仕込んで置いて翌日まで冷蔵で熟成発酵させる製法もありますのでそういったものを交えながらやると効率がいいです。
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パン作り(焼成)
お店はただ開けても意味がないのでお店を開くのに最低限のパンを並べないとお客さんが来ても何も買うものがないと帰ってしまいますよね。
私のパン屋では朝7時と早めの開店でしたのでその時間帯に買いに来る「働いている人の朝ごはん」「家庭の朝食」に合わせパンを作っていました。
例えば社会人の人であれば駅まで行くのに片手で食べられるコッペパンのサンド系だとか気軽に食べられるものを中心に朝は用意していました。
家庭でのパンではお子さんとかがいるとこでしたら大体菓子パンがメインなのかなと自分は思うので菓子パンに関してはいろんな種類を並べていました。
休憩
休憩は基本的には1時間くらいが普通だと思います。
時間帯はお店それぞれで違いますので参考にはなるかわかりませんが私のお店では早い人で10時くらいから1人ずつ休憩を取っていました。
翌日の準備
パン屋さんでは当日のお客さんの対応をするのはもちろんのこと、次の日のパンのことも前日からしっかりと準備していかないといけません。
前日の準備が適当だと次の日に仕事をする人が仕事をしにくくなったり迷惑をかけることとなりますのでパン屋さんでは翌日準備がとても重要になります。
清掃
1日の仕事がある程度片付き、清掃をしますがなかには適当に掃除する人がいるんですよね。
まぁでも朝早くから働いてヘトヘトになって多少は仕方がないことなのかと思いますが、私が常に気をつけていたことが「お店や機材を綺麗にできない人はパンも綺麗なものは作れない」と思っていました。
物を大事にできない人は物の価値がわからないのと一緒ですね。
清掃はそのほかにも、翌日出勤した時に気持ちよく仕事を始められるかってところやお客さんが気にするお店の衛生管理などにも関わってくるためにちゃんとやらない理由はないですね。
閉店作業
お店が閉店したらパンの片付けやレジ締め、翌日に仕事を始められやすいようにします。
お店も最後は清掃をしていきますが、お店はパンのカスが大量にあり結構大変です。
なんだかんだでお店が閉店してから1時間〜1時間半くらいの時間はかかり帰ります。
私のお店は19時閉店でしたので家に帰る頃には8時〜9時くらいになります。
その後、夕飯を食べ、お風呂に入り、夜10時〜11時頃に就寝。
パン屋さんで働く人はその繰り返しになります。
一見大変ですが毎日閉店作業をしているわけではなく、順番でやっていますので閉店作業がない人は夕方の17時くらいに帰ることができます。
流石に毎日閉店の時間まで働いていたら体がいくつあっても足りないですからね。
特にパン屋さんはやりがいのある仕事ですので是非興味のある人は働いてみてほしいです。
それでは今日はこの辺で終わりにします。
バイバイ