今回は前回の「子供のかんしゃく」についての続きなんですが、子供がかんしゃくを起こした時に子供を落ち着かせる方法をお話ししたいと思います。
子供のかんしゃくは「自分が思うようにいかない」時や「何かにイライラしている」時に怒るといえます。
その時にいくら親が対応しても全然効果がなく、むしろ悪化しているということは前回でもお話ししましたね。
子供がかんしゃくを起こしている状態ですと自分の意見に「批判してくる人は全員自分の敵だ」と思いがちです。
そんな時に親はどういった状態で子供と接していけばいいのか解説していきます。
前回の”子供のかんしゃく”についての記事はこちら
子供の目の高さより下から伝える
親が子供と話しているときはどうしても上から物を言う状態になってしまいますよね?
親は別に偉そうにしているわけでもないけど子供からしたらそういったところも神経質になりがちです。
まず話をするにあたって「私はあなたの味方だよ」という姿勢をとらないといけません。
でも口で言ってもあんまり理解しているかわかりませんし状況は変わらないでしょう。
そこで最も効果がある話し方が「子供の目の高さより下から見つめる」事です。またこの時にガシッと正座をして話すのではなく、少しリラックスをした状態で話すのがよいでしょう。
そうすることによって子供も少し気持ちが楽になり話しやすい状況が作れます。
子供を落ち着かせる魔法

実際にこの方法を試してくれた親は”これは魔法だ”という声が上がるほどの効果でもあります。
言葉でいちいち相手をしているとお互いにストレスにもなり、非常に疲れます。ですが慣れてくれば姿勢だけでも子供に伝わるようになりお互いにも楽になります。
子供は言葉よりも姿勢のほうが優先される
子供の話を聞いているときなど皆さんはどういった感じで話を聞いているでしょうか?
小学生くらいの年だと学校の宿題で音読などすることもあるでしょう。
それとは逆にごはんの支度を一時中止して5分かそこらで終わる音読を”子供のことを見ながら聞く”こういう聞き方をしていれば子供も「ちゃんと聞いてくれる」と思います。付け加えれば「頑張らないと」とか「緊張する」なんてことも思うかもしれません。
こういう聞き方をしていれば子供もやる気になり宿題に集中するでしょう。
学校の発表会などでも子供は見に来てくれている親のことを探します。
これは「自分の姿をどう見ていてくれているのか」というのをチェックしているのと同じです。
その時親は何も言わず笑顔でうなずくのと腕を組んでニヤリとしているのどちらがいいでしょうか?
何も言わずに笑顔でうなずいていると「よくできましたと褒めてくれている」と感じ腕を組んでニヤリとしていると「少しおちょくられている」ように感じますよね?
ですからしつけをしている際も子供に姿勢を見せることが重要になってくるのです。
まとめ
子供のかんしゃくを止めるのは大変!ですが、かんしゃくを止めるにはまず子供と話し合わないと解決しません。
その時に重要なのは子供に「私は見方だよ」と教える必要があり、言葉だけではなく姿勢も注意して話さないとなかなか伝わりません。
この方法に効果的なのは「子供の目線より下から話す」事、そして親もリラックスした状態で子供の話を聞くことです。
言葉以外でも親子のつながりを作ることはできますのでまずかんしゃくや日頃の子供とのやりとりに苦戦している方はぜひこの方法を試してみてください。
今回は以上です。
ご覧いただきありがとうございました。